代表の岡本さんは、とてもさわやかで、気持ちのいい人です。お会いすると、暑苦しい世間に涼風が吹き過ぎて行く、そんな感じがします。
初めてお会いしたのは、どこかの喫煙所です。少年院に著書を寄贈することを頼まれました。その後、あれこれ、お世話にもなりますが、お会いするたびに元気が出ます。体を張って仕事をする人には、オフィスに籠って仕事をする人と、まったく違う雰囲気があります。私はその雰囲気がとても好きなのです。子どもの時を思い出してください。現場で働いている人たちを、ポカンとみていた記憶がありませんか。「よいと巻け」の歌をご存じありませんか。
児童養護施設や少年院、刑務所などを出た人たちの受け皿を用意したい。岡本さんはそう考えて、ずっと活動して来られたそうです。こうした人たちの「理解」はむずかしいと思います。この「理解」は頭ではなく、体だと私は思います。オフィス暮らしの人が増えた時代に、岡本さんのような人がこうした活動をすることは、ある意味、とてもよく理解できます。だから私も、及ばずながら、できることをしたいと思っています。
人を単に頭ではなく、体で実感として理解すること、それを私は岡本さんに見ているのだと思います。