少年院や刑務所を出た若者には、自立援助ホームのような福祉の支援は届きません。ですので、食事等を作れるほどの手厚い人員配置はできていませんが、横須賀市内に一つのシェアハウスを運営しています。こまめにNPO法人なんとかなるのスタッフが掃除を兼ねて様子を見に行ったり、自作のお漬物の差し入れをしたり、フードバンクでいただいたお米を届けたり、出来るだけ「見守られている」という感覚を抱いてもらえるように、支援しています。

また、学びの機会として、自分と向き合うためのカウンセリングを学識経験者を交えながら行う取り組みを試行しています。

「リ・チャレンジ」

施設を出た若者が、一般の参加者に向かって、自分の過去を赤裸々に話してもらうイベントを開催しています。過去が現在を決めるのではなくて、目的が現在を決めているんだ、という強い信念を持って、過去と向き合い未来を志向する姿を見せることで、自ずと市民の皆さんにもその熱い想いが伝わります。

勇気や覚悟が必要なことですが、訥々と話す彼らの姿を見ると、こみ上げてくるものが多くて普通に話を聞くことができないほどです。「世間の偏見」にさらされながら、あるいは怯えながら生活している純朴な若者たちの正直な胸の内をぜひ聴きに来てください。

日本財団「職親プロジェクト」

日本財団の「職親プロジェクト」では、少年院出院者や刑務所出所者に就労体験を提供することで、円滑な社会復帰を支援するとともに、再犯率の低下をめざしています。

2016年〜2018年、NPO法人なんとかなるが関東地域の事務局を担当していました。現在も、全国に散らばる「職親企業」と連携しています。

http://shoku-shin.jp/